平成17年度山口県全戦没者大慰霊祭

 

羽田を7:45に発ち、宇部空港から山口護国神社で行われた平成17年度山口県全戦没者大慰霊祭に参列しました。本年は終戦から60年という節目の年に当たります。人で言えば還暦を迎えることになり、私も含めて戦争を経験していない世代が毎年多くなっています。戦争の悲惨さは私も小さいころより父母や、多くの戦争経験者の方から聞いてきました。あのような悲しい経験を再び繰り返すことのないようにと我々日本人が毎年、平和への強い思いを込めて不戦の誓いを新たにすることが、家族を思い、国を思いながら亡くなられた方々のお心に報いることだと思います。散華された御英霊に心より哀悼の誠を捧げます。
　最近、幾つかの諸外国において過激な反日活動が起こりました。これまで我が国は戦後賠償をキッチリと完了し、その後も幾度となく反省と謝罪を繰り返してまいりましたが、その事がすぐお隣の国において、正確に認識されていないことが大変残念でなりません。非民主的な政治体制や、偏向した歴史教育が一連の活動の根本にあります。戦後の60年、一度の戦火を交えることなく、経済支援などを通じて国際社会に貢献してきたことをもっと国際社会に訴えてゆくべきです。

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山口県遺族会の濱野会長に久しぶりにお会いしました。相変わらずかくしゃくとされておられました。まだまだお元気で遺族会の皆さんを引っ張っていっていただきたいと思います。